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  山本 洋司

 

私は、小学校の高学年くらいから、TVの洋画劇場等を通して映画が好きになり、

地域の公立中学に進学してからは、休日にはとにかく映画を観に行っていました。
中学2年の頃は、洋画中心に映画館だけで年間100本近く観ていたでしょうか。
 
スクリーンの中に描かれる恋愛や仕事、孤独や悩み、犯罪や戦争・・・人間の感情は

万国共通なのだな、と感じたのと同時に、人間とは何と不可思議な生き物だろう、

とも思ったものです。
特に戦争や犯罪等で、人間が如何に残酷になれるか等に、非常に興味を持ち、何故そんな事が出来るのか、を知りたくなったのです。
そんな時、フロイトの「心理分析入門」と「夢判断」の存在を知り、すぐに文庫で買い求めました。
これが、私が人間の心理に興味を持った最初のきっかけでした。
 
そんな映画三昧な中学生生活を送る内に、洋画好きからアメリカへの憧れも強くなりました。
「本場で映画の勉強がしたい!」と思ったのです。
 
中学卒業後は東京の私立高校に入学したのですが、そこは非常に自由な雰囲気の学校で、

音楽や芝居、絵画、バレエ等々、様々な目標を持ったクラスメイトが集まり、彼等と共に

充実した日々を過ごしました。
 
そして、1979年、ニューヨーク大学の芸術学部映画学科に入学する事が出来ました。
 
 NYではマンハッタンにある大学の寮に入り、最初は英語の授業も取らされましたが、

もちろん、映画のクラスで映画制作や映画史等を学びました。
 
ただ、提出したレポートが返ってくると、担当講師から毎回のように、

「アイディアは良いが、表現方法(英語)をもっと勉強しなさい」というようなコメントが

書かれていました。
英語で挫折を味わいつつあったのですが、結局、20歳になった時から親からの送金はなくなり、

本格的に英語で挫折する前に、大学は中途退学することにして、アルバイトをしながら

もっと学費の安い学校で勉強を続ける事にしたのです。
 
その後は、マンハッタンの日本レストランでアルバイトをしながら学校へ通ったのですが、

アルバイト先のレストランに集まる日本の商社マン諸氏等との交流もあり、彼等の家族の中には、やはり「アメリカ」という異文化に馴染めず、「英語」にも挫折する等、生きるのに苦労する方も多いのにも気付きました。

自分自身が英語で苦しんだ事もあり、そんな方々の辛い思いを少しでも軽くしてあげられないか、と思ったのも、カウンセラーになった一因だと思います。

 

NYでは、空いた時間には映画はもちろん、ブロードウェイの芝居、美術ギャラリー、

音楽コンサート等、貪欲に色々なものを観ていました。
ただただ観ているだけで楽しく、充実した時間も過ごせるのですが、時間とお金がいくらあっても

足りず、「観る=受身」だけになってしまって、自分で何もしていない、という事に焦りのようなものを強く感じたのも確かです。
そして、留学から足掛け5年、実質4年半ほどで、帰国しようと決めたました。
 
1984年に帰国してからは、まず、マーケット・リサーチ会社、ミニFM局のDJ、TVのエキストラ等々、色々なアルバイトを経験しました。
 
最初に社員として所属した会社は編集プロダクションで、そこではパズル雑誌の編集と、

英語教材ビデオの制作とディレクターを担当しました。その後、フリーランスの映像ディラクター

として本格的に映像制作に携る事になるのです。

地上波やケーブルのテレビ局の番組制作から、企業のPRビデオ、イベント用のビデオや

マルチ・スライド等々、数々の映像作品をディレクターとして制作してきました。
同時に企画や台本のみを担当する事も多く、映像制作にも、そしてもちろん、あらゆる仕事、

交渉事に人間の心理が大きく関わる事を再認識したものです。
 
時は巡り、東日本大震災が起こった2011年、TVから流れる映像=その惨憺たる状況に衝撃を

受けました。
医学の専門家でもなく、椎間板ヘルニアのある私は、被災地にボランティアに出向き、

瓦礫の撤去などをする事も出来ない・・・足手まといになるだけだ。。。と、

やるせない思いに心が沈みました。
 
そんな時、日本プロカウンセリング協会の心理カウンセラー養成講座を知り、

カウンセリングの勉強をしてそのテクニックを磨けば、力仕事の出来ない私でも何かの役に立てるのではないか、と思ったのです。
昔から興味のあった人間心理を再び学ぶのも楽しかったし、何よりその奥深さへの考察を

深めるのは非常に興味深い事でした。
 
その後、自分なりにカウンセリング技術の研鑚を積んできたつもりです。
まだ被災地には行けてはいませんが、ようやくカウンセラーとして歩み始める事が出来ました。
 
まだまだ難問山積で日本の先行きも見えない昨今、みなさんの悩みや心の負担、癒えない心の

傷みを解消出来るよう、一緒に考えてゆきましょう!

 

 

映像ディレクターとしての主な演出/編集作品

 

■TV/CATV

・「知って得する ほのぼのワイド」(TX)

・「多摩探険隊」(多摩テレビ/CATV)

・「東京都指定無形文化財・八王子車人形」(八王子テレメディア/CATV)

・「全国高校野球選手権大会・西東京大会(予選)」(多摩テレビ/CATV生中継D)

・「和田勉のタレント・スクール」(CATV用CM)

・「高校野球ニュース」(TVK/取材D)

■企業VP/イベント用ビデオ

・「ポケモン音頭/振付ビデオ」

・「ビクター/世界の音楽」(「インド編など」/編集のみ)

・「マーヴェル・コミック(スパイダーマン他キャラクター紹介)」(イベント用マルチ・スライド)

・「ゴルゴ13/連載25周年記念イベント」(マルチ・スライド)       

・「交通安全シニアを目指せ! ~周囲を心配させないために~」(多摩中央警察署VP)

・「東芝ITソリューション」(イベント用パワー・ポイント)       

■教材

・「Best-1/英語・数学」 (高校入試用/桐杏学園・監修)

・「ゲームを楽しく」 (小学館ホームパル講師用)

・面談カウンセリングに関しては、神奈川県は湘南の大磯町にある自宅をベースにしています。

洋室ですが、建物自体は古い木造の日本家屋なので、ビックリしないで下さいね♪

駅から歩いて5分ほどの処にありまし、また、海までも歩いて5分程度ですので、部屋でなく、

潮風に吹かれながらお話するのも良いかもしれません。

もちろん、東京23区や神奈川県内程度なら、何処でもお伺いいたします。

 

・カウンセリングの料金はトップ・ページに書いてある基本料金です。

 

・山本洋司のブログ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/dotheswim9

 

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